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映画「モービウス」感想

今回はアマゾンプライムで鑑賞した2022年のスーパーヒーロー映画「モービウス」のポイントと感想・評価について書いています。ネタバレもあるので注意してください。

 

ソニー制作のマーベルの三作目。

主人公が吸血人間に変身するアクションダークヒーロー映画。

 

主役はジャレッド・レト

あらすじ

 

天才医師のマイケル・モービウスは自身の難病を治すために、蝙蝠を使った血清により病気を克服した。

 

しかし、自分を制御できない、人間の血液を飲まないと正気を保てない化け物になってしまう・・・

 

ポイント①:吸血人間

 

血清での変身だと「キャプテンアメリカ」と同じだが、今回は恐怖のドラキュラになる。

 

高速で動き、パワーも分厚いガラスを破るぐらいの怪力・・・

見た目は顔がシワシワになり、爪が伸び、目が化け物で怖くてほとんどホラー映画に。

 

この特徴的なダークヒーローで普段は陰気で弱そうな見た目の主人公モービウスをジャレッド・レトがミステリアスな雰囲気たっぷりに演じていて、他のヒーロー映画と異なる魅力を作っているのが良いポイント。

 

ポイント②:高速バトル

 

同じく難病の親友マイロもモービウスに内緒で血清を打ち、怪物に変身する。

 

二人の怪物の戦いの幕が上がり、親友同士の白熱の死闘となる。

高速でビュンビュン動くアクションが、中々のスピード感があり爽快感がある。

 

まとめ

 

本作「モービウス」はドラキュラのような能力が覚醒したモービウスのダークヒーロー映画。

 

ヒーロー映画とホラー映画の融合と、バランスが上手いのが特徴的。

全体を覆うホラー感がちょうど良く、アクションもレベルが高いのでエンタメとして軽い気持ちで楽しめる。

 

特に看護師が病院で電気が点滅する中、恐怖の表情で走って逃げるシーンは印象が強く、怖くて良かった。

 

主人公モービウスがヒーロー映画っぽくない暗い雰囲気なのが面白い。

(ただコウモリ男だと「バットマン」と被っているのではという疑問が・・・・)

 

親友のマイロ役のマット・スミスの狂った演技も中々、いい意味で気持ち悪い違和感を感じさせる。

 

「スーパーマン」とか王道ではなく、ホラー演出もヒーローも好きならかなり楽しめるはず。

 

監督  ダニエル・エスピノーサ

公開年 2022年

制作国 アメリ

時間  108分

出演  ジャレッド・レト

    マット・スミス  など