今回はNetflixで鑑賞した2024年のパニック映画「ツイスターズ」のポイントと感想・評価について書いています。ネタバレもあるので注意してください。
巨大竜巻にドタバタ竜巻追跡人たちが挑むアクション、サスペンス大作。
1996年の「ツイスター」の続編。
竜巻の大迫力とキャラの独特さが特徴的で面白い。
あらすじ
ケイト・カーターはオクラホマ州で、友達たち4人と竜巻研究として巨大竜巻を追っていた。
竜巻の中に車で突入し、ポリアクリル酸ナトリウムのビーズを打ち込むことにより竜巻を消す実験をしていたが、予想以上の巨大竜巻の威力に3人が命を失う。
5年後、最悪の経験を経たケイトは同じく生き残ったハビと共に再び研究として故郷オクラホマに帰り、巨大竜巻を追う。
ポイント①:脅威の巨大竜巻
今回は巨大竜巻が「ジョーズ」のような圧倒的な敵として恐怖感を放ち、君臨している。
人や車、そして建物までも簡単に吹き飛ばすような威力が、到底人間に止められないような怪物を思わせる迫力は満点。
巨大竜巻の抗えない無力を感じさせて、「逃げたい!」と見ている人もパニックにする演出が上手い。(めちゃくちゃ怖い)
ポイント②:竜巻カウボーイ登場
主人公ケイトとハブの研究グループのライバルとなる存在として出てくるのが、竜巻カウボーイのタイラー・オーウェンズ(グレン・パウエル)。
ネットで配信をしたり、周りに彼の派手な仲間や記者がいて、竜巻追跡人として巨大竜巻を追うような自由人に見える。
一見面倒な集団のリーダーに見えるが、天気の知識も豊富で懐が深い人物のタイラー。
なんか、恐怖の中見ていて落ち着く人柄で安心できる魅力があり良かった。
事件以来暗くなったが、元は天気大好きな無邪気なケイトの心を開くことはできるのか・・・?
まとめ
本作「ツイスターズ」は巨大竜巻と竜巻追跡人の対決を描いた大迫力のパニック映画。
全てをなぎ倒す竜巻の破壊力の描き方、恐怖の演出は素晴らしい。
広い草原や、車の中、そして街の中など様々な場所での巨大竜巻の破壊力の見せ方に工夫がある。
ケイトの竜巻大好きの無邪気な表情は魅力的だし、タイラーの落ち着いた温かい人柄もいい。
前作は全く知らなかったけど、普通にアクションとして楽しかった。
監督 リー・アイザック・チョン
公開年 2024年
制作国 アメリカ、日本
時間 122分
グレン・パウエル など