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映画「ライフリスト」感想~心のデトックス映画?~

今回はNetflixで鑑賞した2025年のドラマ映画「ライフリスト」のポイントと感想・評価を書いています。ネタバレもあるので注意してください。

 

ふかーい感傷に浸れて、感動する作品。

主演はソフィア・カーソン。

 

引用元:https://eiga.com/movie/103354/

 

あらすじ

 

アレックス・ローズは最愛の母を病気で亡くす。母の会社を相続すると思い込んでいたが、予想外にアレックスではなく義姉が社長だった。

 

相続の相談で弁護士のブラッドから母の遺したDVDを渡される。

 

そこには10代の時にアレックスが書いた、やりたいことリストを達成したら、母の生前のメッセージDVDをさらに受け取れるという話だったー-。

 

ポイント①:やることリスト

 

映画の本筋はやりたいことリストの達成。一年ですべてのリストを達成したら遺産相続が渡されるという内容。

 

例えば、本の「白鯨」を読むこと、父と仲直りするや、免許を取って運転するなど・・・

 

アレックスはリストを達成する中で新しい人と出会ったり、未知の経験を沢山する。

また、「真の愛をみつける」という項目では、現在の恋人との関係を考えるきっかけとなる。

 

新しい世界に挑戦することが大切で、本当の自分を見つめ直すにはどうすればよいのか。

アレックスの自分探しが本作の一番のテーマで、リアルな姿は見る人に共感をもたらす。

 

ポイント②:じっくりと浸れる

 

母の生前のメッセージシーンは瞑想の音楽みたいなゆったりした音楽が流れ、優しい気持ちに浸れる。

 

達成したことに対し、母がどう思っていたか、映像で温かい言葉をアレックスに伝える。

そのシーンも長い時間とゆったりとしたテンポで描かれるのが特徴的。

 

母の励ましの言葉、互いの愛情をじっくりと感じることができ、家族への愛情を思い出させ、ジーンと心を震わせる。

 

まとめ

 

本作「ライフリスト」は人生を振り返り、新しい一歩を踏み出す勇気を与えてくれる感動作。

 

アレックスが学校の先生や、スタンダップコメディなど新しいことに奮闘し、自分の新しい内面を見つけていく姿をしっかりと描いている。

 

脚本については、「ここの話いらないな」というとことがあり、かなり勿体ない。

もっとやることリストの話を、母と娘の関係に関連する話につなげるとさらに深く、いい作品になったかもしない。

 

しかし、心に深く響く作品であることは間違いなく、心地いい音楽とゆったりとした時間で癒しと愛と感動を与えてくれる映画だと感じた。

 

 

監督  アダム・ブルックス

制作国 アメリ

公開  2025年

時間  125分

出演  ソフィア・カーソン

    カイル・アレン  など