2001年のラブコメの名作、映画「ブリジットジョーンズの日記」のポイントと感想・評価を書いています。ネタバレもあるので注意してください。
続編である第四弾がもう少しで公開予定。(おそらく映画館に行くはず)
という訳で、何回も見ている第一弾の本作をAmazonプライムで見返してみました。
主役はレネー・ゼルウィガー。笑って泣ける?ラブコメ
あらすじ
32歳、生活がダメダメだったブリジット・ジョーンズ(レネー・ゼルウィガー)は憧れの上司のダニエル・クリーヴァー(ヒュー・グラント)と付き合うことに成功する。
そこにマーク(コリン・ファース)も関わってきて・・・??
ポイント① 30代のリアル
この映画の魅力は、リアルでユーモラスなキャラクター造形と、日常の普通の話を大きな笑いに変える脚本。
おしりの大きさや、でかいパンツに悩んだり、ダイエットすぐ失敗したり、仮装パーティで自分だけ派手なバニーガールの格好で失敗したり・・・
めちゃくちゃ恥ずかしいことばっかりでも、めげないブリジットだからこそ、親近感が湧くし、笑って見れる。
リアリティがあり、赤裸々な30代のコメディをレネー・ゼルウィガーが全力で演じ切っているのが素晴らしい。
ポイント② 対照的なダニエルとマーク
スーパープレイボーイでセクシーという女性をメロメロにするダニエルをヒュー・グラントが色気たっぷりに演じている。
色気があって仕事もできるが、女性の扱いはどうなの?っとブリジットを悩ませる。
対して誠実でお母さんのトナカイ柄のセーターをパーティで着ていくような男・マークをコリン・ファースが繊細に温かく演じる。
一見退屈に見えるマークだが、活発なブリジットとの掛け合いは見ていて面白いし、ユーモアがある温かい人柄。
名俳優二人が対照となり、三角関係を盛り上げていくのが、王道にして一番に作品を押し上げた理由だと思う。
まとめ
本作『ブリジット・ジョーンズの日記』は、恋愛や自己成長に悩む現代人に贈る、笑いと共感が詰まった名作。
ラブコメ名作ランキングならトップ5には入る作品だと思う。
ありのままの自分を認め、前向きに生きるヒントが散りばめられている。
失敗ばかりでも前向きなブリジットを見ていると元気がもらえる。
あと、失敗したブリジットと一緒に泣ける・・・?
日常のリアリティと豊な気持ちで、ブリジットの心情にどっぷりと浸れるような作品となっているのが名作の証。
ラストシーンも印象的でブリジットの熱さとコメディが入ったこの映画ならではの名シーン。
さてさて、新作の50代のブリジットはどうなるのか・・・・?
公開 2001年
制作国 イギリス、アメリカ、フランス
時間 97分
出演 レネー・ゼルウィガー
ヒュー・グラント など