2012年のアメリカのファンタジーコメディ映画「白雪姫と鏡の女王」のポイントと感想・評価を書いています。ネタバレもしているので注意してください。
タイトル通り、白雪姫を題材にした作品。エンタメ映画としてアクション、コメディと満足な作品。u-nextで鑑賞しました。
主役は敵の邪悪な女王でジュリア・ロバーツ。
白雪姫役はリリー・コリンズ。
あらすじ
邪悪な女王(ジュリア・ロバーツ)は父がなくなった王女・白雪姫(リリー・コリンズ)を城に閉じ込めていた。
女王の散財により、町は貧困に陥っていた。
そんな中、他国の王子アルコットが訪れ、白雪姫を好きになるが、女王が邪魔をする。
ポイント① 見た目で楽しめる
王子が旅の途中、巨人?と思われる黒い集団に襲われる。
が・・・しかしよく見ると竹馬みたいなのに乗った小人だった!
王子と従者は下着で縄で逆さに吊るされる・・・
そんな感じで面白い。
7人の小人もそれぞれ個性が引き立ち、会話の掛け合いが軽快で良かった。
他に舞踏会の豪華さや衣装など、視覚的に楽しめる。
あと、王子が媚薬で、邪悪な王女に会えなくて寂しいみたいな状態になるのが、笑えた。(犬みたいに王女の顔をなめる・・・)
ポイント② ジュリア・ロバーツの悪女
今回の悪役、邪悪な王女にジュリア・ロバーツがハマっていた。
町の住民から税金を巻き上げ、白雪姫を亡き者にしようとする。魔法を使って国を支配しようと企む、とんでもない悪。
恋愛映画のイメージが強い彼女だが、コメディに徹して、嫌われ役のおばさんを吹っ切ってやっているのが面白い。
いじわる過ぎるし、金に汚い、自分が一番美人だと思っている、全く同情の余地がない悪役が気持ちいい。
まとめ
「白雪姫と鏡の女王」は白雪姫題材の誰でも単純に笑えるし、アクションもあるレベルが高いエンターテイメント映画。
毒りんごじゃなく、がっつり命を狙ってくる新しい白雪姫の設定が良かった。
そして衣装やセットも豪華でワクワクするし、白雪姫の世界観に合い、気軽に楽しめる作品。
ジュリア・ロバーツの悪役はコメディとして満点かなと。邪悪さとコメディ感のバランスが上手い。
最後のインド映画っぽい、7人の小人と白雪姫がノリノリで踊るエンディングもいい映像だった。
リリー・コリンズもかわいいくて存在感があるけど、さすがにジュリア・ロバーツの存在感には勝てないかなと
でも7人の小人達に鍛えられて強くなる白雪姫という話の流れは良かった。
監督 ターセム・シン
公開 2012年
制作国 アメリカ
時間 106分
出演 ジュリア・ロバーツ
リリー・コリンズなど