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映画「ペーパームーン」感想~アディの存在感~

1973年のアメリカ映画のロードムービーの名作「ペーパームーン」のポイントと感想・評価について書いています。ネタバレもあるので注意してください。

 

ラストシーンは名シーンすぎる。

主演はライアン・オニール

 

あらすじ

 

1935年、アメリカ。

モーゼ(ライアン・オニール)は交通事故で亡くなった恋人の葬儀で恋人の娘アディ(テータム・オニール)と出会う。

 

アディを伯母の家まで連れていくことになったモーゼ。

 

途中慰謝料として、交通事故の相手からお金を取り、車を買い替える。

怒ったアディはお金を返せとわめき、モーセは仕方なく応じる。

 

モーゼは伯母の家に行く道中、聖書を詐欺で売り付けお金を稼いでいく・・・

 

ポイント① 存在感が凄いアディ

 

本作で最年少10歳でアカデミー賞助演女優賞を取ったアディ役のテータム・オニールの存在感、演技が今作の見所。

 

モーセをにらんでるだけで、絵になるし、何故か引き込まれる。

 

(たばこ、ガンガン吸ってるけど・・・本物じゃないよね?)

 

ポイント② モーセとアディは親子なのか?

 

モーセはアディの母と恋人だったが、アディの母は他の男とも付き合いがあり、モーセが父親か確信が持てない。

 

アディはモーセが聖書を詐欺で売る時に、機転が利く言葉で巧みにお金を取ったり、金持ちからは高額を吹っ掛ける。

モーセが負けるぐらいの頭の回転に驚く。

 

しかも、この詐欺の商売のシーンを見ていると、いいコンビ過ぎて「親子じゃないか」って疑う。

 

まとめ

 

本作「ペーパームーン」はモーゼとアディの関係をを素晴らしい旅の中でみせる名作。

 

モーゼとアディの二人の会話、行動が見てるだけで惹きつけられる。

アディの存在感が強い引き込まれる作品。脚本、雰囲気、映像の取り方が上手い名作。

 

詐欺の内容が過激に変わっていき、ハラハラする。

ラストシーンは泣ける名シーンとなっているのでおすすめです。

 

 

監督  ピーター・ボグダノヴィッチ

公開  1973年

制作国 アメリ

時間  103分

出演  ライアン・オニール

    テータム・オニールなど