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映画感想「パッセンジャー」永遠の孤独と倫理観の葛藤を考える

 

今回は2016年公開のSF映画パッセンジャー」についてのポイントと感想・評価を書いています。ネタバレもあるので注意してください。

 

設定が独創的で、恋愛要素もある面白いSF映画です。

 

あらすじ

 

新たなる惑星へ地球から120年後に移住するため、宇宙船には乗客約5000人が冬眠していた。

 

しかし、30年後にジム(クリス・プラット)だけが一人機械の故障により起きてしまう。

 

ジムは再び冬眠をする方法を探すが、行き詰ってしまう。そんな中、冬眠しているオーロラ(ジェニファー・ローレンス)に心惹かれる・・・

 

ポイント①特殊過ぎる最悪の状況

 

最初に・・・なんじゃこの状況!!火星に残されるとかではなく・・・・宇宙船で移動途中で起きて一人になるとか・・・・ふざけるなって感じ・・・でも、面白い設定

 

ジムはスポーツしたり、豪華な食べ物食べたり、ロボットのアーサーと話したりしますが、やはり孤独で押しつぶされそうになる。

 

ポイント②悪魔のささやき。最悪の選択

 

中盤、ジムはオーロラに過去のメッセージなど見て一目ぼれします。寝てるだけのオーロラに。

 

筆者がめっちゃジムを擁護するなら彼は本当に寂しくて狂うぐらいだったと弁護します!!・・・・・ええ彼はオーロラを冬眠から起こしてしまおうと策を練り始めました・・・・

 

「止めてえええ」と観客は思ってもジムの情熱は止まらない。いやいやダメでしょ!!

 

オーロラにとってはここで冬眠から起こされるのは人生を奪われるようなもの。ですが、ジムは冷静ではいられない。

 

まとめ

ジムとオーロラの物語の行方はどうなるのか・・・・観客は倫理観を取るか永遠の孤独を取るべきなのか、考えるかもしれません。

 

それゆえにその後の行動の意味が深く問われていきます。ジムの立場から見るか、オーロラの立場から見るかで映画の見方が変わります。

 

 

監督  モルテン・ティルドゥム

公開年 2016年

制作国 アメリ

時間  116分

出演  ジェニファー・ローレンス

    クリス・プラットなど