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映画「家へ帰ろう」感想

映画「家へ帰ろう」~人のつながりと時を超えた友人との約束~

 

今回あんまり見ること少ない、アルゼンチン・スペインの映画の作品を紹介。なんかこういう旅する映画見ると、海外旅行に行きたくなりますね。Amazonプライムで鑑賞しました。

今回もネタバレあるので注意を。

 

引用:映画.comより

あらすじ

アルゼンチンに住むアブラハムは足を悪くして、娘たちが家を売り、老人ホームにいれられることに。アブラハムはそんな状況を嫌って、ポーランドに住む友達に70年ぶりに会い、スーツを渡すためにアルゼンチンを出て、スペインからドイツそして、ポーランドへ途中沢山の人に助けられながらも旅を続ける。しかし、足や体の状態は悪化していくのだった。

 

感想とまとめ

アブラハムは強烈な個性の持ち主。最初の孫との会話で、スマホの代金をあげる・あげないのやり取りで、値切ったり、逆に孫に多めにお金を取られたりするユニークなシーンで早くも映画に引き込まれます。

 

あと頑固。マナー悪い人がいたらわざと、しつこく絡んだり、「ポーランド」は悪い言葉だから口にしない!、ユダヤ人なのでドイツの地は踏まない!ってどこに頑固なん・・・って感じです。こんな面倒な性格ですが、なんか憎めない。彼と会う人々も最初のアブラハムの印象は最悪ですが、その後なんだかんだ助けます。(というかアブラハムはめっちゃ人に助けられます)観客もなんだかんだ、アブラハムのことが好きになりますね。

 

と、そんな感じでアブラハムは人のつながりを旅でかなり感じることになるのです。そして、最後に70年あっていなかった友人とのエピソードにつながる訳ですね。ここからは是非映画で鑑賞してください。

 

じっくりと人の良さ、温かさに触れていく作品。まあ、始まりがいきなり足の状態悪いし、娘に家売られて、老人ホーム送られそう、手術で足切られそうになるハードモードですが・・・・・

 

ジーンと感動する作品。シンプルなストーリーでゆったりと鑑賞できます。どんな人にも見てもらいたいですね。配信は現在、Amazonプライムやu-nextでやってます。

是非アブラハムと一緒にヨーロッパへ!今回はこのへんで。ありがとうございました。


www.youtube.com

監督     パブロ・ソラルス

制作国    スペイン、アルゼンチン

時間     93分

公開年    2018年

出演     ミゲル・アンヘル・ソラ