今週、イオンシネマで鑑賞した感想です。序盤のストーリーのネタバレあり。
アカデミー賞などたくさんの賞に輝いた2000年公開の「グラディエーター」の続編。24年ぶりの大作が帰ってきました。監督はリドリー・スコット続投に。主演はポール・メスカル
あらすじ
主人公ルシアスはヌミディアで妻と暮らしていたが、ローマ軍との戦いで妻と共に兵士として戦う。しかし、そこで妻を失い、ローマ軍に敗れたルシアスは奴隷となる。そして、復讐にとらわれたルシアスはローマで剣闘士としての戦いに身を投じていく・・・・・
感想とまとめ
監督は「エイリアン」や「ブレードランナー」のバリバリ実力あるベテラン監督。
序盤のローマ軍との戦争、大人数での弓や剣の戦いはやっぱり映像の迫力が凄いし、規模がでかい!お金かかってます。戦闘シーンとしての映像美は今年の映画で一番でしょう。これだけでも見る価値はあるぐらいですね。
このあとの剣闘士シーンも、巨大なサルとの戦いなど、様々なパターンの楽しいアクションシーンがあり、大画面の映画館で見るべき作品。ただ、序盤の家族を失い、奴隷になる。さらに剣闘士として戦うという流れ・・・・・前作と同じ!!(まあいいか)
中盤から終盤は展開が変わり、ストーリー的にも中々良いかなと思います。前回同様、ローマ政治のどす黒過ぎる部分もたっぷり味わえます。また、前回主人公、マキシマスのローマを暴力や悪政に乗っ取られないという信念が、引き続き受け継がれているポイントも大きい。
さすがに前作の主人公マキシマスに比べたら、ちょっと落ちるけどルシアスもカッコいいし、アクションもいいですね。ポール・メルカルの深い感情の演技もしっかりと心に訴える。(ただもうちょっと前作主人公にはない魅力のアピール欲しかったかも)あとやっぱり、ストーリーが前作と序盤同じはつらいかな!
前作のファンは観に行って損はないかなと。あとはクオリティの高さは半端ないのでアクション好きな方はおすすめですね。前作のグラディエーターは現在Amazonプライムやu-nextで配信中なので、そちらも良かったら。
今回はここまで。ありがとうございました。
今作のポイント3つ
①あの大作の続編が蘇る
➁アクション大作なので、映画館での迫力は凄い見る価値あり
➂引き続きローマのドロドロ真っ黒の政治も楽しめる?
監督 リドリー・スコット
公開年 2024年
制作国 アメリカ、イギリス
時間 148分
出演 ポール・メスカル など