価値観を揺さぶる戦闘シーン
シビル・ウォーって「アベンジャーズ」は関係ないよね?どうしても思い浮かぶけど、全く関係なかったですね
原題の「Civil War」だと「アベンジャーズ」のままやし、「アメリカ最後の日」もいれとこうみたいな感じ?
SNSなどで話題の公開中の今作、今週映画館で見たので、筆者なりの感想をまとめて見ました。
映画 シビル・ウォー アメリカ最後の日 感想
簡単に話を説明すると、アメリカで、テキサスとカルフォルニアが手を組み、政府軍と内戦が勃発。大統領のインタビューを撮るために、4人のジャーナリストがニューヨークからワシントンDCへと向かう話
戦争映画だけど、設定がいいし、戦場カメラマン視点というのも面白い。
普通は兵隊が主役で、戦場を撮るというのが多いが、報道からの視点でちょっと一歩引いて兵隊に感情移入しすぎずに、戦争を見ることができるんではないだろうか?その視点だからこその戦争の残酷さ、醜さを感じることがあるのでは
戦争映画なので、結構グロシーン、戦闘シーンもあるので、子どもには見せずらい(pG12やから全然見れるけど)。デートでこれも難しいよね?
あと、銃とか、爆発の音の効果がめっちゃいいんで映画館で見ることをお勧めします。(音による感情を揺さぶる力が今作には非常にでかい要素となります)映像もその場にいるような臨場感、迫力があります。
とりあえずポイント3つ。ネタバレもちょっとあります
①戦場カメラマン、報道という仕事
上記でも言及した通り、視点がカメラマンというのが面白い。4人のジャーナリストの内、若いカメラマン、ジェシーはこの旅の中でジャーナリストとしての多くの印象的な経験をし、変化していきます。ジェシーの変化、成長?は今作のテーマの一つ
➁内戦の警告
おそらくですが、監督はこの映画で最悪の場合このような内戦も起こるかもしれないということを警告しているのではないでしょうか?ifの世界だけど、近未来このようなことも起こる可能性があるよという、メッセージですね。そして、それは起こってはいけないと。内戦を起こすようなことはないようにしようと。
そのために、他者に不寛容になりすぎるなというところですかね。そうじゃないとこのような未来になると。「おまえはどの種類のアメリカ人だ?」
ニューヨークからワシントンへと、長い道のりを主人公たちは冒険します。観客もその荒廃した、戦争中のアメリカの街を一緒に体験します。ちょっとした日常や、ゆったりできるシーンもあります。
かなりショッキングなシーン、グロシーンもあるので観客をある程度選ぶであろう今作。ですが、人の心、価値観を揺さぶる力のある作品、興味のある方は是非(現在も上映中)
最後はえ?これでいいのか?全然わからんってなり頭を整理するのに時間を要しました。(エンドクレジットの時間ボーっとしてた)
主役のキルスティン・ダンスト、どっかで見たと思って調べたら、「エターナル・サンシャイン」だったわ。(あとスパイダーマン)それから、やっぱり戦闘シーンめっちゃビビるわー-
監督 アレックス・ガーランド
出演 キルスティン・ダンスト
ヴァグネル・モウラ
制作国 アメリカ
イギリス
時間 109分
制作会社 A24